「全員殺すつもりだった」 元市議、殺人容疑で再逮捕へ 千葉市4人殺傷

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小田求容疑者
小田求容疑者
刃物で切り付けられ家族4人が死傷した居酒屋=5月14日、千葉市稲毛区
刃物で切り付けられ家族4人が死傷した居酒屋=5月14日、千葉市稲毛区

 千葉市稲毛区の居酒屋で5月13日夜、同区の家族4人が包丁のような刃物で切り付けられ、幼稚園児の高木彩友美ちゃん(6)が死亡した事件で、県警が彩友美ちゃんの母親(42)への殺人未遂容疑で現行犯逮捕した元千葉市議の小田求容疑者(46)が「最初から4人とも殺すつもりだった」と供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。千葉県警は残る3人への殺人と殺人未遂容疑などで3日にも再逮捕する方針。

 小田容疑者は母親の兄。「家族と元々仲が悪かった」と供述していることも既に判明しており、県警は一方的に一家への恨みを募らせ、刃物をバッグに入れて持参し計画的に襲った疑いがあるとみて、経緯を捜査している。

 5人は5月13日午後6時40~50分ごろに一緒に入店し、個室に入った約15分後に事件が発生。小田容疑者が突然怒りだして大声を上げて暴れ、隣席にいた父親(44)の太ももを刺した後、テーブルを挟んで斜め向かいの彩友美ちゃんに切りかかり、最後に正面にいた次女(1)を抱えた母親(42)に切り付けた。3人は重軽傷。彩友美ちゃんは背中から刺され、傷が肺に達する失血死だった。

 小田容疑者は、悲鳴を聞いて駆け付けた店長らに取り押さえられた後にも、4人を執拗(しつよう)に襲おうとしたとみられる。