南房総市幹部酒酔い運転 容疑で逮捕、市懇親会帰り

  • LINEで送る

 館山署は24日、道交法違反(酒酔い運転)の疑いで、南房総市職員の幹部にあたる市朝夷行政センター長、保田勉容疑者(55)=同市千倉町白間津=を逮捕した。市などによると、保田容疑者は地元議員と意見交換する懇親会から自宅に帰る途中だった。懇親会には、石井裕市長ら市幹部も出席していたという。

 逮捕容疑は23日午後9時20分ごろ、同市千倉町北朝夷の国道410号で、酒に酔った状態で軽トラックを運転した疑い。

 同署によると、保田容疑者の軽トラックが道路左側のガードレールに衝突し、後ろを走っていた乗用車の男性が110番通報。アルコールの影響で正常な運転ができない状態だったという。保田容疑者は全身に痛みを訴えて病院に運ばれたが、同署で逮捕された。

 保田容疑者は「ビールや日本酒、焼酎を飲んだ。かなり酔っていたが、気が付いたら運転し、事故を起こしていた」と容疑を認めている。

 市によると、保田容疑者は外房地域の行政窓口の管理職に4月から就いている。意見交換のための懇親会は年1回行われており、市内の旅館で午後6時に開始。石井市長や副市長、教育長、部長ら幹部約20人が参加していた。

 石井市長は「住民の信頼を著しく失墜させる行為で、人として公務員としてあってはならないことであり、深くおわび申し上げる。事実関係を詳細に確認して厳正に対処する。職員への注意喚起を徹底し、再発防止と市民の信頼回復に努める」とコメントした。