千葉北署警部を懲免 酒気帯び運転で逮捕 千葉県警

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 体調不良で勤務を休んで酒を飲み車を運転したとして、千葉北署の当時警務課長で同署付、石橋一幸警部(56)=千葉市緑区あすみが丘東3=が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された事件で、千葉県警は17日、石橋警部を懲戒免職処分とした。石橋警部は車で帰宅後、隣家の塀に衝突する交通事故を起こしていたことも発覚。県警は同日までに、石橋警部を同法違反(事故不申告)でも追送検した。

 石橋警部は10月19日午後9時10分ごろ、同区あすみが丘4の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いで、千葉南署に同月20日に逮捕されていた。

 県警監察官室などによると、石橋警部は当日午後6時ごろ、家族を迎えに行くために自宅を車で出発したが、送迎の必要がなくなったため、自宅から約1・3キロ離れたレストランで1人でグラスビール2杯とワインのデキャンタ1本(375ミリリットル)を飲酒。その後、別の飲食店でビール中ジョッキ4杯強を飲酒した。

 車で帰宅しようと店近くの駐車場で車に乗ろうとしたところ、客の20代男性に「飲酒でしょ」と声を掛けられ口論。男性は酒を飲んでおらず、車に乗り帰宅する石橋警部を自宅まで車で追い掛けた。石橋警部は車を駐車しようとしたところ、隣家の木製塀に衝突する事故を起こしたが、警察に通報せず、隣家への謝罪もしないで帰宅。男性が110番し、駆け付けた千葉南署員が検査したところ、呼気から基準値の約3倍のアルコールが検出されたという。

 石橋警部は「車を置き歩いて帰ろうと飲み始めたが、飲んでいるうちに感覚が鈍り、抵抗や罪悪感がなくなった。組織に多大な迷惑を掛け反省している。県民、市民の信頼を裏切り申し訳ない」と謝罪している。

 石橋警部は10月6日以降、病気のため仕事を休んでいたという。県警は17日付で、全職員を対象に本部長名で、適切な職務執行を通達した。