歯科医休診院長、長期不在か 住民「3週間姿見ない」

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待合室と事務室には電気が付いていながら郵便受けはあふれ、長期不在の状態になっている“休診中”の習志野台歯科=1日午前、船橋市習志野台2

 千葉県内で3歯科医院を運営する「医療法人社団和洸会」(古谷充朗理事長)が医療法に従わず保健所に無届けで3医院を休診している問題で、古谷理事長が院長を務める「習志野台歯科」(船橋市習志野台2)では1日、郵便受けにあふれる郵便物などから長期不在になっている状況が浮かんだ。周辺住民は「3週間ほど誰の姿も見ない」と話している。

 無届けでの休診を続けているのは、習志野台歯科のほかに「園生歯科クリニック」(千葉市稲毛区園生町)、「レイクサイド歯科」(東金市日吉台)。いずれも古谷理事長が院長。高額な歯科矯正の治療費を前払いした患者らへの対応が問題になっている。

 習志野台歯科は同日が定期の休診日で、人けはなかった。ただ、郵便受けから郵便物があふれ、配送物もドアに下げられたり立てかけられたりし、長期間受け取っていない状況に。

 一方で、待合室と事務室の電気はついており、エアコン室外機も1機稼働。周辺住民は「最後に会ったのは2月9日ごろ。その日以来、昼夜通して電気はつけっぱなし」という。

 住民は同日を振り返り、「(院長とみられる男性から)『後であいさつに来る』と話があったが、その日の夜に大きなエンジン音とともに車が出て行ったきり、3週間ほど姿を見ていない」という。

 船橋市保健所によると、依然として休診届けなどは出されず、引き続き古谷院長に状況報告を求める。