2017年8月19日 05:00 | 無料公開
千葉県は18日、千葉市美浜区美浜の県立幕張海浜公園で、人に危害を及ぼす恐れのある特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」が約50匹見つかったと発表した。一度に発見された数として県内で最多という。
県公園緑地課と衛生指導課によると、17日に生息状況調査の研修で、参加した県職員が同公園の側溝でクモを発見。県衛生研究所がセアカゴケグモと確認した。
側溝はコの字型に配置され全長60~90メートル。さまざまな大きさの個体や卵が見つかっており、繁殖しているとみられるという。同所では昨年9月にも4匹見つかっている。
県は18日、殺虫剤を散布。今後も複数回予定している。