2022年2月4日 19:01 | 有料記事

中高年女性の姿が目立つ平日昼間のそごう前=4日、千葉市中央区
セブン&アイ・ホールディングスが、業績が低迷する傘下の百貨店、そごう・西武を売却する方針が明らかになった。通販の台頭やコロナ禍で逆風強まる中、千葉市の中心市街地のシンボルであり続ける「そごう千葉店」(千葉市中央区)はどうなってしまうのか。老舗店の業態変更などを心配する常連客に対し、シンクタンクは「千葉店は全国の中の旗艦店。健在ぶりは変わらない」と見通す。地域経済への影響はあるのか、地元関係者を取材した。
千葉市若葉区の樺沢敏弘さん(68)は「安い物も着るけど、ちゃんとしたものはそごうで選ぶ」とこだわり。この日は紳士服売り場でシャツとセーターを購入。「もし百貨店がなくなれば、東京に行くしかない」と不安は隠せない。< ・・・
【残り 755文字】





