訪問介護員、連携でお手柄 船橋署感謝状 高齢者の電話de詐欺被害防ぐ

山崎署長から感謝状を贈られる富山さん(右)と野沢さん=船橋署
山崎署長から感謝状を贈られる富山さん(右)と野沢さん=船橋署

 介護の仕事で出向いた先の独居高齢者にかかってきた不審電話に気付き、電話de詐欺の被害に遭うのを防いだとして、船橋署(山崎賢二署長)は、船橋市内の訪問介護事業所「かすみ草」のヘルパー、富山みほさん(50)と同事業所代表者の野沢由紀子さん(68)に署長感謝状を贈った。

 同署によると、富山さんは9月上旬、担当中の市内80代女性方で、女性が固定電話に応答している内容や、電話が一度終わった後の話から詐欺に遭う可能性があると判断。野沢さんに連絡して指示を仰ぎ、女性が電話を取らないようにするなどして被害を食い止めた。野沢さんは市を通じ、県警にも迅速に通報した。

 犯行グループは医療費の還付金があると装い、口座情報の入手も試みていたという。富山さんは「被害を防げてよかった。対応が間違っていなかったと実感した。今後の勉強にもなった」。女性からは「あなたのおかげで助かった」とお礼を言われたという。

 野沢さんも「迷った時にすぐに連絡をくれたのでよかった」と笑顔。山崎署長は「お年寄りに身近な人が一歩踏み込んだ対応をしてくれた」とねぎらった。


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