輝く五つのメダル披露 水泳・鈴木選手 浦安市長へ快挙報告 【2020東京パラ】

五つのメダルを披露する鈴木選手(左)=浦安市
五つのメダルを披露する鈴木選手(左)=浦安市

 東京パラリンピックの水泳競技5種目でメダルを獲得した浦安市在住の鈴木孝幸選手(34)が、同市役所を訪れ、内田悦嗣市長に快挙を報告した。鈴木選手は「目標にしていた全種目でメダルが獲得できうれしく思う」と話した。

 鈴木選手は静岡県出身。生まれつき四肢に欠損があり、普段の生活では車いすを使用する。水泳は6歳で習い始め、15歳から本格的に障害者の水泳大会に出場するようになった。

 東京パラでは男子100メートル自由形S4で金、50メートルと200メートル自由形S4で銀、50メートル平泳ぎSB3と150メートル個人メドレーSM4で銅と計五つのメダルを獲得した。

 鈴木選手は全ての種目でメダルを獲得できた背景に、体幹や体力づくりなどのトレーニングの成果が出たことや、応援の力があったと強調。今回でパラ大会でのメダルが計10個となったことにも触れ「2桁のメダルを取りたいと思っていた。リオ大会で取れず難しいと思ったがうれしい」と振り返った。

 自身の今後については、「まだパリの目標はないが、ここで現役引退するつもりはない。ひと呼吸置いて今後の目標を考えたい」と述べるにとどめた。

 今回、日本人初となる国際パラリンピック委員会の選手委員に選出された。活動を通して、国内では障害がある人が地域でスポーツができる施設などの受け皿の普及や、アジア圏内でのパラ普及度の差をなくすことに意欲を示し「それぞれの国のニーズを一つ一つすくい取って(委員会に)共有していきたい」と抱負を語った。

 内田市長は「五つのメダルを獲得され、市民の代表として心からお祝いする。ますますの活躍を祈っている」とエールを送った。


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