コロナ禍も文化財、動画で触れて 千葉県教委がチャンネル開設 見学中止受け、空撮映像も

動画で紹介されている安房南高校旧第一校舎(県教委提供)
動画で紹介されている安房南高校旧第一校舎(県教委提供)

 新型コロナウイルス禍で千葉県内の文化財に触れる機会が減っているとして、県教委は動画投稿サイト・ユーチューブに「ちばの文化財紹介チャンネル」を開設した。一般公開を中止した県指定有形文化財「県立安房南高校旧第一校舎」(館山市)などの動画を配信している。

 県教委文化財課によると、同校舎は昭和初期の和洋折衷の木造建築で、毎年秋に1日限定で一般公開されている。2019年は台風被害で、昨年は新型コロナの影響で、2年連続中止を余儀なくされた。例年500~千人が参加する人気イベントで、「見学会をやって」という要望があり、動画で紹介することにした。

 このほか、県指定天然記念物「白浜の屏風岩」(南房総市)をドローンで空撮した映像や、区画整理事業に伴い発掘された「前平井遺跡」(流山市)の調査成果を配信している。同遺跡でも見学会を中止していた。

 房総の郷土芸能や千葉の地層10選の動画も4月以降に配信予定。同課の担当者は「千葉県の文化財の魅力を知ってほしい。しばらくは動画で楽しんで」と呼び掛けた。


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