歴史的資料、ネット公開 船橋市所蔵浮世絵や古文書など1200点 デジタルミュージアム開館

  • 0
  • LINEで送る

スマートフォンでも閲覧できる船橋市デジタルミュージアム

 船橋市西図書館は、同館など市が所蔵する約1200点の歴史的資料をインターネット上で閲覧できる「船橋市デジタルミュージアム」を開館した。最新の検索、閲覧システムを導入し高精細画像を得られたことで、これまで確認できなかった浮世絵の細部などを見られるようになった。

 開館した“電子博物館”は最新技術を採用。検索、閲覧する際に特別なソフトを使用しなくても、パソコン、スマートフォンなどで画像を自由に拡大、縮小できる。

 同館内の郷土資料室には約700点の浮世絵をはじめ、古文書、古地図など約7500点の資料が所蔵されており、この中から883点をデジタル化。市郷土資料館が所蔵する明治から昭和にかけての写真なども同時にデジタル化し、計1200点超の資料を公開した。

 ミュージアムのトップ画面には、80年前に市制施行した当時の鳥瞰図(ちょうかんず)と、資料を所蔵している各施設が表示され、ここから閲覧したい資料を検索できる。

 最新のデジタル技術で資料は拡大しても細部まで見られるようになり、特にこれまではデジタル再現が難しかった、版木に絵の具を付けず凹凸で表現する浮世絵の「空摺(からずり)」を確認できる。

 また、動画機能で同市のキャラクター、目利き番頭「船えもん」の案内で浮世絵による成田詣でも楽しめる。
 
  同館では今後、ほかの所蔵資料も順次デジタル映像化し、電子博物館で閲覧できるようにする予定。