みんなの願い”流れ星”に 国吉駅に「宇宙ポスト」 短冊募集、人工衛星にデータ搭載 いすみ鉄道

宇宙ポストに願い事を投かんする親子ら=いすみ鉄道国吉駅
宇宙ポストに願い事を投かんする親子ら=いすみ鉄道国吉駅
願い事を書く短冊。左は人工衛星と同じ型の試作機
願い事を書く短冊。左は人工衛星と同じ型の試作機

 人工衛星で宇宙に届ける願い事を集める「宇宙ポスト」が、いすみ鉄道国吉駅(いすみ市)に設置された。

 短冊に願い事を書いて投かんすると、データ化して10センチ四方の小型人工衛星に搭載。国際宇宙ステーション(ISS)に届けられる物資と一緒に打ち上げられ、ISSから宇宙空間へ放出されて地球の周回軌道に乗り、時間がたてば人工衛星が大気圏に突入して流れ星になる。

 民間宇宙団体「リーマンサットスペーシズ」のプロジェクトの一つで、すでに願い事を乗せた人工衛星2基が宇宙へ放出され、1基は流れ星になった。

 同鉄道は活性化提案や情報発信してくれる人を「支店長」に任命しており、市内に活動拠点を置くロボットクリエーターで「銀河新都心支店長」の藤沢稔さん(54)が宇宙ポスト設置を発案。銀河鉄道からイメージを膨らませ、全国の鉄道と宇宙を結ぼうとの発想から、ポストを宇宙への入り口とした。

 「あなたの想(おも)いを宇宙へ打ち上げます」と呼び掛けるロケットの形をした宇宙ポストは、願い事を書く短冊と共に駅待合室に置かれた。藤沢さんは「いすみ鉄道沿線は星がきれいで宇宙を感じられる。列車に乗って宇宙の入り口のポストへメッセージを書きに来てもらえれば」。集まった願い事は2022年冬から23年春ごろに宇宙へ運ばれる見込み。


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