佐原に”洋酒喫茶”オープン 路地裏の魅力発信 少人数で楽しむ空間に 千葉・香取

香取市佐原地区にオープンした「茶屋花冠ステーキ茶論」
香取市佐原地区にオープンした「茶屋花冠ステーキ茶論」
店で提供されるステーキ
店で提供されるステーキ
2階席にはステンドグラスのランプが置かれ、夜は幻想的な光の中で食事できる
2階席にはステンドグラスのランプが置かれ、夜は幻想的な光の中で食事できる

 千葉県香取市・佐原に、洋酒喫茶「茶屋花冠ステーキ茶論(さろん)」がオープンした。路地裏にひっそりたたずむ気品ある店で、飲食を楽しめる。主人の松本栄文さん(39)は「佐原は伝統建築保存地区が注目されがちだが、路地裏にも風情がある。ここから路地文化の魅力を発信していきたい」と意気込んでいる。

 東京で会員制の美食サロンを営む松本さんは、日本の原風景が残る佐原にほれ込み、小野川沿いの日本料理店を経て、2015年に香取街道に「茶屋花冠本店」を開業。洋酒喫茶は実質的な佐原2号店となる。

 小野川沿い以外の佐原の魅力を伝える拠点にもしようと、路地裏にあった元すし店をリノベーション。新型コロナ禍であることも考慮し、多くの席は設けず、少人数で自分たちの時間を楽しみたい人に向けた空間にした。

 同店で取り扱う肉は岩手県久慈市の「山形村短角牛」がメイン。脂っぽさが少ない赤身の肉で、和風ソースが良く合う。香取市産のマッシュルームやトマトなどが添えられる。ジャパニーズウイスキーも300種類ほど用意している。

 内装にもこだわり。1階はカウンター席で、壁にはお菓子の木型を貼り付けている。テーブル席の2階には、ステンドグラスのランプを置き、幻想的な夜の食事を演出する。

 松本さんは「街道は商人の街。路地は工房の街であると思う。ものづくりの専門店が路地にできてくれば面白くなる」と話した。問い合わせは同店080(8105)1129。


  • LINEで送る