新オフィスビル「コイル テラス」きょう4日開業 三井不動産、柏の葉キャンパス駅近くに

新オフィスビル「コイル テラス」の吹き抜け空間=柏市
新オフィスビル「コイル テラス」の吹き抜け空間=柏市
新オフィスビル内の利用に応じて課金するコワーキングスペース
新オフィスビル内の利用に応じて課金するコワーキングスペース

 柏市若柴のつくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅近くに4日、地上6階建てオフィスビル「コイル テラス」が開業する。既存の創業支援施設から巣立った企業や、大企業の新規事業創造部門の利用を想定。新型コロナウイルスの影響で都心からオフィス分散を図る企業の受け皿としての利用も見込まれている。

 コイル(KOIL)は柏の葉オープン・イノベーション・ラボの略。既存の創業支援施設は2014年4月、同駅近くの複合施設「柏の葉ゲートスクエア」に開業した。

 2棟目となる新オフィスビルは、共用部として5階までの吹き抜け空間や大小会議室、コワーキングスペース、フィットネス施設などを設ける。会議室などは利用した分だけ課金する仕組みとし、オフィスに入居する企業の固定賃料を削減する工夫をした。

 専有部の事務所スペースは2~5階で90~530平方メートルの空間を用意した。既に日立製作所が契約。法人対象でリモートワークなど個人利用は今後検討する。

 手掛けた三井不動産の担当者は「都心から30分圏内で(周囲に高い建物が少ない)開放的な環境で働ける」と強調。新型コロナウイルスの影響で「企業側には都心からオフィスを分散したい意向があり、引き合いは結構ある」と紹介する。

 同駅近くの柏の葉地域は県や市、千葉大、東京大、UR都市機構、三井不動産が共同で策定した「柏の葉国際キャンパスタウン構想」に基づくまちづくりが進んでいる。


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