今年は肉厚、味も良し ナマダ漁本格化 館山・相浜漁港

房州弁でウツボを表す「ナマダ」の漁が館山市相浜地区で本格的なシーズンを迎えた。漁港近くには天日干しされたナマダの開きが潮風に揺られている
房州弁でウツボを表す「ナマダ」の漁が館山市相浜地区で本格的なシーズンを迎えた。漁港近くには天日干しされたナマダの開きが潮風に揺られている

 館山市相浜地区で、冬の「ナマダ(ウツボ)漁」が本格的なシーズンを迎えた。冬のナマダは脂が乗って身が軟らかく、近年では観光客にも人気。早朝の相浜漁港では、天日干しにされたナマダの白身が潮風に揺れる珍しい光景が広がっている。
 
 ナマダは房州弁で「ウツボ」を表し、するどい歯でイセエビやアワビなどを食い荒らすことから「海のギャング」とも呼ばれる。同地区では12月から2月末頃まで漁が行われ、漁協直営の食堂「相浜亭」で提供されている。

 ナマダは同漁港沖合1キロ、水深約20メートルの場所にマイワシを入れたかごを仕掛けて捕獲。すぐにさばくと身が縮むため、1日置いて背を開き、塩漬けして天日干しにする。

 コラーゲン豊富で、女性客からの人気も高いという。館山漁協の天野光男副組合長(83)は「今年は特に肉厚で、味もいい。開きで焼いたり、天ぷらや唐揚げにして食べて」と話した。


  • LINEで送る