2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

【動画あり】崖の上のヤギ「ポニョ」一般公開 「かわいい」と雑草食べる姿に歓声 佐倉

一般公開された子ヤギ「ポニョ」=29日、佐倉市の佐倉草ぶえの丘
一般公開された子ヤギ「ポニョ」=29日、佐倉市の佐倉草ぶえの丘
専用の囲いに移動する「ポニョ」
専用の囲いに移動する「ポニョ」

 佐倉市の京成線の線路沿いの急斜面に迷い込み、2カ月半以上すみ着いた末に保護された子ヤギの一般公開が29日、同市の行楽施設「佐倉草ぶえの丘」で始まった。崖で生活していたことから、スタジオジブリのアニメ作品にちなんで「ポニョ」の愛称が定着。好物の雑草をおいしそうに食べる姿に、来場者から「すごい」「かわいい」と歓声が上がった。市の担当者は「ヤギのかわいい姿を見に来てもらい、コロナ収束に向けて少しでも明るい話題になったら」と話している。

 「ポニョ」は午前10時前、詰め掛けた大勢の報道陣が見守る中で、西田三十五市長に赤いロープで先導されて専用の囲いに登場。まだ警戒心が強いようで、なかなか人に懐かない様子だったが、餌の雑草をおいしそうに食べる愛くるしい姿を見せた。

 間近に見る「ポニョ」に子どもたちは大はしゃぎ。市内から家族4人で遊びに来た小学1年の中井輝さん(6)と、幼稚園児の聖ちゃん(4)は「小さくてかわいい」と笑顔。鎌ケ谷市の島崎陽悠ちゃん(5)は「新しいヤギ。テレビで見たけど、思ったより小さかった」と喜んでいた。

 ジャンプ力を考慮した高さ175センチの囲いの中で飼われている。同施設は他に8頭のヤギを飼育しており「当面は一番おとなしい“えみちゃん”と2匹で飼育し、慣れてきたら他のヤギと合流させる」(市担当者)という。

 「ポニョ」は2月生まれの雌。除草目的で飼育していた近くの会社から5月に柵を跳び越えて脱走、線路沿いの高さ約20メートルのコンクリート斜面にすみ着いた。ヤギが群れで生活する習性を利用し、今月11日に睦沢町の牧場の協力で2匹のヤギを使っておびき寄せて捕獲。同牧場で体調を見ていたが問題がなかったため、28日に草ぶえの丘に移送された。

 飼い主から市に譲渡され、市がアニメ制作会社のスタジオジブリに「ポニョ」の愛称使用許可を得た。


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