2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

ついに捕獲、崖の上のヤギ 群れで暮らす習性を利用 佐倉市

無事に捕獲された雌の子ヤギ=11日、佐倉市(同市提供)
無事に捕獲された雌の子ヤギ=11日、佐倉市(同市提供)
京成線沿いの急斜面に迷い込んでいた子ヤギ=7月9日、佐倉市
京成線沿いの急斜面に迷い込んでいた子ヤギ=7月9日、佐倉市
京成線沿いの急斜面に迷い込んでいた子ヤギ=7月9日、佐倉市
京成線沿いの急斜面に迷い込んでいた子ヤギ=7月9日、佐倉市

 佐倉市は11日、約2カ月半前から京成線沿いのコンクリート製の急斜面に迷い込んでいた子ヤギが同日朝、捕獲されたと発表した。飼い主の男性(63)は「迷惑をかけたことを改めておわびしたい」と話した。

 市生活環境課によると、群れで暮らすヤギの習性を利用し、雄ヤギと雌の子ヤギを用いて捕獲作戦を実施。斜面の上部に設けたフェンス型の保護スペースにおとりのヤギ2匹をつなぎ、同日朝から誘い出したところ、騒動の子ヤギが10分ほどで保護スペースへおびき出され、男性飼い主らによって安全に捕獲された。誘い出し作戦は今回で3回目だったという。

 保護スペースは男性が手作りし、子ヤギが中に入ると自動で扉が閉まる仕組みだった。男性は「ヤギも人も傷つかずに保護できて本当にうれしい」。

 捕獲された子ヤギは体調管理のため捕獲作戦を支援した睦沢町の牧場で一時的に保護されるという。男性は「ヤギは今、野生状態。検査を受けて、リハビリをして1カ月ほどで戻ってくる」と話している。

 騒動となった子ヤギは近くの会社で飼育されていた生後6カ月の雌。5月21日に逃げ出し、高さ20メートルほどの崖のような急勾配な上、すぐ下に電車が走る危険な場所で草を食べる愛くるしい姿が話題となり、「崖の上のヤギ」として人気を集めた。


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