復興への思い屋根瓦に 県文化財にメッセージ 香取

福新呉服店の屋根に新たに載せる瓦にメッセージを書く親子=3日午後、香取市佐原イ
福新呉服店の屋根に新たに載せる瓦にメッセージを書く親子=3日午後、香取市佐原イ

 東日本大震災で被災した香取市中心部にある県指定有形文化財の和雑貨店「福新呉服店」で3日、軒先のふき替え用の屋根瓦に、来店者が復興へのメッセージを書き込むイベントが行われた。4日と10日にも実施される。時間はいずれも午後2時から同4時まで。

 同店によると、瓦は愛知県碧南市の業者に特注した「いぶし瓦」。27センチ四方、重さ約2・5キロの濃い銀色で、使い込むと黒っぽくなっていくという。もともと大量生産ができないため、全国で順番待ちの状態だったが、2月に入ってから納品されたという。

 瓦には「早く復興してください」などの願いがしたためられ、家族3人で佐原観光に訪れた茨城県常総市の会社員、羽生淳子さん(41)は、長女の夏月音(なつね)さん(8)=小学2年=と一緒に筆でメッセージを書き込んだ。


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