新型コロナウイルス情報

千葉県・市川市対策チーム初会合 介護事業所サービス縮小も 新型コロナ

新型コロナウイルス対策について話し合った県と市川市の合同チームの初会合=8日、市川市役所
新型コロナウイルス対策について話し合った県と市川市の合同チームの初会合=8日、市川市役所

 新型コロナウイルスの感染確認が相次ぐ市川市で、県と同市が合同で設置した「県・市川市合同対策チーム会議」の初会合が8日、同市役所仮本庁舎内であった。厚生労働省の「クラスター対策班」と県市の関係機関の職員らが出席し、通所型介護事業所などの福祉施設のリスク管理などについて協議。市内の同事業所に対して感染者が発生した場合に備え、サービスの縮小も視野に対応の検討を始めるよう求めることを決めた。

 同市内では通所型の介護事業所の職員や通所者、スポーツジムの利用者ら計10人の感染が判明。県は閉ざされた空間で集団的に感染する「クラスター感染」が同市内で発生したとみて、さらなる感染拡大を防ぐため、同市と合同の対策チーム設置を決定した。

 会合には国の「クラスター対策班」や、県市の関係部署の職員24人が出席。県健康福祉部の神部真一次長は冒頭、市内のスポーツジムや介護事業所で複数の患者が発生したことに触れ「さらなる感染拡大の防止とハイリスク者への対策を協議し、効果的な対策の実施を図る」とあいさつした。

 会合は非公開で約1時間20分実施。公衆衛生上の観点からの予防についての認識を確認したほか、同市内での感染者の発生状況▽感染者が出た通所型の介護事業所への対応▽社会福祉施設・事業所におけるリスク管理-などを協議したという。

 また、市内の通所型介護事業所約125カ所に国のリストを参考に県が作成した感染防止対策のチェックリストを送り、事業所ごとの実施状況を確認。事業所の課題を吸い上げて、県と市が連携して予防などに取り組むことで合意した。

 さらに、市内の複数事業所で感染者が発生した場合、利用者の状況に応じて回数を減らすなどサービスの縮小を要請することもあるとして、事業所側に事前の準備を依頼することも合意した。神部次長は会合後、報道陣に対し「市とタッグを組んで感染防止に取り組む。事業所側にも速やかに働き掛けたい」と話した。


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