<新型肺炎>市川市の教職員4人、感染者利用のジム利用 全市立学校、3月12日まで臨時休校

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市川市の村越祐民市長は27日、県内感染者のうち3人が利用していた同市内のスポーツジムを市立学校の教職員4人が利用していたことを明らかにした。市は予防的措置として、市立の小中学校55校と幼稚園6園を28日から3月12日まで臨時休校とする。現在のところ、4人を含めた教職員や児童生徒に感染は確認されていないという。

 市教育委員会によると、4人はスポーツジム「エースアクシスコア市川」の会員だった。濃厚接触者かどうかは今後調査するとしたが、現時点で発熱などの症状は確認されておらず25日から自宅待機している。

 県は感染者3人と同じ時間帯に約600人がクラブを利用していたとしており、市は保護者らが濃厚接触者となった恐れも考え、感染拡大の予防として全市立学校・幼稚園の休校が必要と判断した。

 村越市長は記者会見を開き「やむを得ず先回りして休校、休園を決めた。現時点で明白な危機がある訳ではないが、子どもたちの健康や生命を第一に考え苦渋の決断をした」と説明した。

 中学校は3月12日に一斉に卒業式を行う予定だったが、16日に延期した上で卒業生と保護者のみで開催する。小学校も卒業生と保護者のみで行う方針。

 市教委は休校期間中はなるべく外出しないよう児童生徒に呼び掛け、家庭学習を要望。教職員は出勤し、家庭訪問などで児童の心のケアに当たる。


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