2019年9月29日 05:00 | 無料公開

ホワイトビーチに生まれ変わった「いなげの浜」=28日、千葉市美浜区
稲毛海浜公園(千葉市美浜区)の人工海浜「いなげの浜」(全長約1・2キロ)が白い砂浜に生まれ変わり、28日、地元自治会の役員らに公開された。東京ベイエリアに誕生した“新リゾート”は、来月6日の美浜区民フェスティバルから一般に開放される。
砂浜のリニューアルは、千葉市が民間事業者と取り組む同公園の再整備事業の一環。海流の影響で一部が大きく浸食されていた海岸線を均一にならし、その上に豪州産のケイ砂約2万5千立方メートルを幅約30メートル、厚さ約70センチにわたって敷き詰めた。また、沖合にテトラポットなどを沈めてケイ砂の流出を防いだ。
東京ベイエリア最長という「ホワイトビーチ」を目にした地元・高洲自治会の岩本武会長(66)は「街のイメージアップになる」と満足そう。「できるだけ長く今の状態を保ってほしい。東京湾ももっときれいになれば」と期待した。
同市は同事業でバーベキュー場の敷設工事に着手しており、今後、温浴施設やグランピング施設なども建設する。