ホワイトビーチ誕生へ 15日着工、10月末完成 稲毛海浜公園

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リゾート感あふれる白い砂浜のイメージ(千葉市提供)
リゾート感あふれる白い砂浜のイメージ(千葉市提供)

 東京ベイエリアに新リゾート-。稲毛海浜公園(千葉市美浜区)の人工海浜「いなげの浜」(全長1・2キロ)で、15日から白い砂浜へと改修する工事が始まる。同公園を管理・運営する共同企業体が工事を行い、事業費8億1600万円は協定に基づき市が負担。海岸線を均一にならした後、豪から山砂を運び込む。10月末には念願の“ホワイトビーチ”が誕生する。

 千葉市緑政課によると、「都市型ビーチ」の形成で観光客の呼び込みを狙う市が民間事業者と連携して行う同公園再整備事業の一環。千葉市は2017年8月、再整備事業者として共同企業体「ワールドパーク連合体」(千葉市美浜区)と協定を結んだ。再整備事業費は千葉市が負担する代わりに、同企業体からの公園使用料収入などの財政効果が見込める。

 ホワイトビーチは同企業体からの提案。いなげの浜は現在、黒みがかった茶色の砂浜で、海岸線も海流の影響で一部分が大きく浸食されている。工事では現在堆積している砂を浸食側に盛り土するなどして海岸線を均一に。その後、白砂約2万5千立方メートルを海岸全体で幅約30メートル、厚さ約70センチにわたって敷き詰める。

 白砂は安定した供給が見込めることから、豪・西オーストラリア州アルバニー産のケイ砂を使用。事前に洗浄するなどしていることから外来種の混入はないとされ、市も民間の検査結果を確認して安全性を担保する。完成は10月末の予定。

 工事開始に伴い、千葉市はいなげの浜を22日から閉鎖。砂の搬入ルートになる園路の一部も利用を制限する。本年度は海水浴場の開設はないが、同公園プールは例年通り営業する。

 同公園再整備事業は温浴施設やグランピング施設なども設置する(オープンは来年度)。同課は「いなげの浜のポテンシャルを最大限に生かし、リゾート感あふれる海辺に変えていきたい」と話した。