プラごみ減へ紙ストロー 1本5円 千葉大で販売実験 ISO学生委、浅倉さん立案「環境配慮を」

紙パック飲料の購入者に紙ストローを販売する実証実験を立案した浅倉さん=9日、千葉市稲毛区の千葉大
紙パック飲料の購入者に紙ストローを販売する実証実験を立案した浅倉さん=9日、千葉市稲毛区の千葉大
紙パック飲料の購入者に紙ストローを販売し、チラシを配る実証実験
紙パック飲料の購入者に紙ストローを販売し、チラシを配る実証実験

 海洋汚染の原因として問題視されるプラスチックごみの削減に向け、千葉大学(千葉市稲毛区)の学生団体「環境ISO学生委員会」は9日、大学生活協同組合(生協)の売店でプラスチックストローの無料配布を中止し、紙ストローを1本5円で販売する実証実験を始めた。12日まで行い、来年度の本格導入を検討する。

 実証実験を企画・立案したのは、環境問題に取り組む同委員会に所属する法政経学部3年の浅倉裕登さん(21)=同区=。

 海洋汚染の問題をニュースで知り、大学近くのファミリーレストランなどがプラスチックストローを廃止したのを見て行動に移した。委員会の仲間や指導教員の助言を受け、同大生協と交渉するなど半年間をかけてほぼ1人で準備した。

 同委員会などによると、同大生協の5つの売店では、紙パック飲料(500ミリリットル)購入者にプラスチックストローを年約3万本、配布している。実証実験は同大西千葉キャンパスの2つの売店で行い、紙パック購入者に紙ストローを販売するとともに、アンケートへの協力を求めるチラシを配る。紙ストローは500本を用意した。

 浅倉さんは、今回の取り組みがプラスチックごみの削減だけでなく、学生の意識啓発につながることを期待。「活動を知ってもらい、環境に配慮するきっかけになれば。アンケート結果を分析して2020年度の導入を検討したい」と説明した。

 同委員会は2005年にも大学生協のレジ袋有料化(1枚5円)を試験的に行い、07年度までに全キャンパスで導入された。18年度のレジ袋購入率は利用者全体の0・5%に下がり、ごみ削減につながったという。


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