関東最古、休館前に堪能 全国から天文ファン 銚子のプラネタリウム

プラネタリウムの魅力を語る神原さん=24日、銚子市青少年文化会館
プラネタリウムの魅力を語る神原さん=24日、銚子市青少年文化会館
銚子市青少年文化会館の休館を前に、同館にあるプラネタリウムを堪能するイベントが24日あり、全国から天文ファンが集まった。
銚子市青少年文化会館の休館を前に、同館にあるプラネタリウムを堪能するイベントが24日あり、全国から天文ファンが集まった。

 銚子市青少年文化会館の休館(3月末)を前に、同館にある貴重なプラネタリウムを堪能するイベントが24日開かれ、全国から天文ファンが集まった。

 プラネタリウムは1971年に投影を開始した。機材はコニカミノルタ製の「MS-10」で、関東地方で設置しているものとしては最も古いという。

 イベントは、現役として国内最古のプラネタリウムがある兵庫県明石市立天文科学館館長の井上毅さん(50)の呼び掛けで実現。この日は天文ファンで90席が満席となり、投影を追加で実施した。

 開始前には、開館当時からプラネタリウムを楽しんできた日本天文学会所属の歯科医師、神原重見さん(59)=旭市=が施設の歴史や魅力について語った。嘱託職員の加藤仁紀さん(66)が星空を映して星座を解説。投影後には拍手が起きた。井上さんは「事情はあると思うが、これからも良い形で語り継がれたり、使われたりしてほしい」と思いを語った。

 銚子市は昨年11月、老朽化が進む一方で財政難により建て替えが困難という青少年文化会館を休止する方針を発表。その後、越川信一市長は20年度以降に再開する可能性を検討していることを明らかにした。加藤さんは「少しずつ保守管理を続ければ、まだまだ使えると思う」と話していた。

 プラネタリウムは3月30日まで営業する。


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