苦境逆手に「まずい棒」 新菓子に収益アップ期待 銚子電鉄3日発売

  • LINEで送る

銚子電鉄が販売するまずい棒=2日、銚子市の「ぬれ煎餅駅」
銚子電鉄が販売するまずい棒=2日、銚子市の「ぬれ煎餅駅」

 銚子電鉄(銚子市、竹本勝紀社長)はきょう3日から、厳しい経営状況を逆手に取って名付けたユニークなスナック菓子「まずい棒」の販売を始める。同日には犬吠駅でセレモニーを開催予定。竹本社長は「まずそうな名前だが、味はおいしい」と、新名物による経営改善に期待を寄せる。

 同電鉄が運行する「お化け屋敷電車」の企画・演出担当の怪談収集家、寺井広樹さんが考案。これを採用し、コーンポタージュ味の商品を作った。パッケージのキャラクターは漫画家、日野日出志さんが描画した。

 サクサクとした食感で、どこか懐かしい味わい。竹本社長は「コーンポタージュ味のまずい棒と一緒にぬれ煎餅を一口かじれば、焼きトウモロコシのような味になるのでは」と、ぬれ煎餅のPRも忘れなかった。

 セレモニーは同日午後6時から。プロモーションビデオの公開やカウントダウンが催される。販売開始は同日午後6時18分から。

 まずい棒は15本セットで600円。1本50円。犬吠駅などで取り扱う。

 銚子電鉄は昨年度、鉄道事業で1億円以上の損失があった一方、副業部門ではぬれ煎餅の販売などで5千万円近い利益があった。本年度は国交省と県、市による車両検査への協調補助が見込めないなど、経営難が続いている。