ピロリ菌が危険因子 検査や治療方法は進歩 胃がんにならないために 千葉県がんセンター食道・胃腸外科医長 水藤広 【9月はがん征圧月間 ちば がんにうち克つ】(2)

 胃がんは近年、検査や治療の進歩により減少傾向にありますが、それでも毎年多くの日本人が胃がんにかかり、亡くなっています。全てのがんに言えることですが、がんにならないこと(一次予防)と、がんを早期発見し治療すること(二次予防)が大切です。

 胃がんの危険因子として、喫煙や食事などの生活習慣も関与していると考えられていますが、最も大きな危険因子は、ピロリ菌感染に伴う慢性胃炎です=表。現在、内視鏡検査(胃カメラ)で胃炎が確認され、ピロリ菌感染診断で陽性と判明した方は、健康保険で除菌治療を行うことができます。

 除菌治療後など胃がん発生リスクの高い方 ・・・

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