勝浦・竹下正男副市長に聞く 苦渋の受け入れ決断 賛否も「見過ごせない」 観光打撃、対策工事復興へ【新型コロナ1年ちば】

武漢からの帰国者を受け入れた当時について話す勝浦市の竹下副市長=8日、同市役所
武漢からの帰国者を受け入れた当時について話す勝浦市の竹下副市長=8日、同市役所
中国・武漢から政府のチャーター機で帰国し、足取り重くホテルに入る帰国者=1月29日、勝浦市墨名
中国・武漢から政府のチャーター機で帰国し、足取り重くホテルに入る帰国者=1月29日、勝浦市墨名

 中国・武漢からの帰国者約200人を国内のホテルで初めて受け入れ、全国から注目を集めた勝浦市。受け入れには賛否両論があったが、「困っている人がいるのに見過ごすわけにいかなかった」と振り返るのは竹下正男副市長(67)。この1年で「観光の街」が負ったダメージは計り知れない。感染防止策を徹底しながら新たな年こそ復興を目指す。(勝浦支局 中野采香)

 「ホテル三日月で、武漢からの帰国者を受け入れてくれませんか」-。

 今年1月28日午後8時20分ごろ、竹下氏に1本の電話が入った。内閣府の職員からだった。受け入れ先の候補に挙がった十分な説明もなかった。「なぜ勝浦に」。不安はあったが、帰国者が到着するまでの ・・・

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