安倍晋三元首相(67)が8日、奈良市で参院選の街頭演説中に銃撃され、死亡した。松野博一官房長官は首相官邸で記者団の取材に応じ「いかなる理由であれ、今回のような蛮行は許されるものではなく、断固非難する。政府としては各種の対応に万全を期している」と述べた。安倍派に所属し、2016年8月、第3次安倍再改造内閣で文部科学大臣として初入閣。安倍元首相の銃撃に、取材に答える際は目を潤ませた。
安倍元首相と衆院初当選同期だった自民党県連会長の浜田靖一元防衛相は、安倍氏死去に「残念ということ以外、何もない」と悔しさをあらわにした。銃撃には「とんでもないことで、許されない蛮行。民主主義を冒瀆(ぼうとく)する行為だ」と怒りを込めた。
立憲民主党県連代表で参院議員の長浜博行元環境相も、衆院初当選は安倍元首相と同期。回復を祈ったが「無念であり、悔しい。言葉にならない。若手政治家を育てたかっただろう」と話した。政治への暴力には「言論の自由を脅かす暴挙で許せない」と断じた。
県選出衆院議員の多くが安倍内閣で閣僚を務めており、かつて支えた安倍氏の死去を悼んだ。渡辺博道元復興相は「就任時に現場主義を徹底するよう指示を受け、被災地に何度も足を運んだ。各国のリーダーとも信頼関係を構築し、世界の政治にとっても大きな痛手だ」と惜しんだ。
桜田義孝元五輪相は「何とか回復してもらいたかったが、とにかく残念」と悲しみ、斎藤健元農相は「当選3回で大臣に登用してくれた恩人。命がけで政治に向き合っていた方だった」とコメントした。
県選出の国会議員も怒りと悲しみの反応を...
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