「鉄絵銅彩」の技法追求 千葉市で作陶、神谷紀雄 公立美術館で初個展

神谷紀雄(撮影:高橋マナミ)
神谷紀雄(撮影:高橋マナミ)
「鉄絵銅彩松波文大鉢」1986年、千葉市美術館蔵
「鉄絵銅彩松波文大鉢」1986年、千葉市美術館蔵
「鉄絵銅彩椿紋壺」1987年、県立美術館蔵
「鉄絵銅彩椿紋壺」1987年、県立美術館蔵

 千葉市を拠点に作陶する陶芸家、神谷紀雄の個展が、千葉県立美術館で開かれている。公立美術館初の個展で、初期から現在までの作品を網羅。追求する「鉄絵銅彩」の技法、モチーフとする植物などを紹介する。神谷は、県内最大の公募展、県美術展覧会(県展)を主催する県美術会の会長を務める。会場では、県立美術館の歴史と重なる県展の歩みにも焦点を当て、収蔵作品を披露している。

(伊藤幸司)

 神谷は1940年、栃木県益子町にある窯元の4代目として生まれた。63年に多摩美術大学彫刻科を卒業。翌年千葉市内に窯を築いた。同年、人間国宝の陶 ・・・

【残り 946文字、写真 1 枚】



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