2026年1月25日 05:00 | 有料記事
家よ さようなら 熊本 中立明子
がっしりした古い家
人間や蟻の子や河童まで
遊びにやって来た家
家は詩人だった
顔を太陽にさらし
山からの風に叩かれ
遠く降る雪の音を聞いて
家は銀河になり新幹線にな
り 小学生の男の子になり
吟遊詩人になりたくて
遂に旅に出た
【残り 1333文字】
家よ さようなら 熊本 中立明子
がっしりした古い家
人間や蟻の子や河童まで
遊びにやって来た家
家は詩人だった
顔を太陽にさらし
山からの風に叩かれ
遠く降る雪の音を聞いて
家は銀河になり新幹線にな
り 小学生の男の子になり
吟遊詩人になりたくて
遂に旅に出た
【残り 1333文字】