空港近接生かせるか 人口減対応、機能強化へ期待 【酒々井町の課題 11・30町長選】

大学生や地元住民が利用するJR酒々井駅。町内には四つの鉄道駅があり、交通アクセスの良さが魅力の一つ=酒々井町
大学生や地元住民が利用するJR酒々井駅。町内には四つの鉄道駅があり、交通アクセスの良さが魅力の一つ=酒々井町

 「日本で一番古い町」を前面に独自の町づくりを進める酒々井町。周辺市町と同様に人口減少と高齢化が進む中、成田空港で2028年度末までの完了を予定する滑走路の新設・延伸工事などの機能強化を追い風にできるかが今後の大きな焦点となる。空港に近接する地の利を生かし、増加が見込まれる人流や物流をどこまで町の活力につなげられるか。25日告示、30日投開票の町長選を前に、町の現状と課題を探った。

(佐藤楓)

 町の資料などによると、町の人口は成田空港の開港(1978年)や町内の住宅団地の整備(70~80年代)の効果で84年ごろまで増加を続けてきたが、85年から鈍化し、2005年の2万1385人をピークに減少に転じている。推計では、30年には2万人を割り込み約1万9千人まで減少すると予測されている。

 少子高齢化も進む。15~64歳の生産年齢人口と15歳未満の年少人口は減少傾向にある一方、65歳 ・・・

【残り 842文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る