体罰処分、非公表なぜ 部活巡り公立校教諭「訓告」に 被害者母「根絶するなら明らかに」 【ちば特 千葉日報特報部】

教諭からの謝罪文を見る保護者(画像の一部を加工しています)
教諭からの謝罪文を見る保護者(画像の一部を加工しています)

 公表されない体罰の処分がある。公立学校の教諭への懲戒処分は千葉県教委により行われ、原則公表されるが、懲戒処分に至らない処分は公表されない。「本当に体罰根絶を目指しているのなら、きちんと公表してほしい」。娘が中学生の時、部活動中に顧問の教諭から体罰を受けた保護者はこう語った。この体罰事案で教諭は処分されたが、公表されない訓告の処分だった。

(大村慧)

 県教委によると、教諭による体罰などが起こった際、各市町村教委は調査の結果、懲戒処分に至らないと判断すれば、市町村教委レベルで処分をすることができる。

 今回、千葉日報の取材に応じたのは娘が市川市立の中学校に通っていた母親。娘が剣道部の3年生だった2021年6月のある日、部活中に体罰を受けた。

 部員生徒の稽古の様子に不満を持った教諭に、娘の友人は押し倒され、そのまま竹 ・・・

【残り 804文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る