2025年6月17日 05:00 | 有料記事

学術論文を手にする秋山さん=鴨川市

秋山さんが鴨川市の天津漁港で採集したクラカケエビス(海の博物館提供)
鴨川市立安房東中学校3年の秋山天汰さん(15)が、同市の天津漁港の岸壁で見つけた魚が、千葉県内初確認で分布の北限記録となるクラカケエビス(イットウダイ科)だったことが分かった。勝浦市にある県立中央博物館分館「海の博物館」の研究員から指導を受けながら、魚の細かな特徴を自ら計測してまとめた論文は学術雑誌で発表された。秋山さんは「達成感がある。魚の研究に携わった喜びが大きい」と目を細めた。(島津太彦、馬場秀幸)
秋山さんは漁師の父、和洋さん(48)の影響を受け、幼少期から魚に興味があった。図鑑やインターネットで調べ続け、多くの魚の分類、生息地などを把握している。
◆小6時に捕獲し保存
小学6年生だった2022年12月24日、天津漁港の岸壁の水面で衰弱した全長6・8センチの赤い魚を見つけ、タモ網で捕獲し、自宅に持ち帰った。スマートフォンで調べて「イットウダイ科だろう。クラカケエビスかな」と考えたという。
翌日に魚が死んだため、ポリ容器に入れて冷凍保存。数カ月ごとに検索していたところ、鹿児島県以 ・・・
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