適切治療提供へ進歩 リンパ節に超音波活用 肺がんの診断(気管支鏡) 千葉県がんセンター呼吸器内科部長 新行内雅斗 【9月はがん征圧月間 ちば がんにうち克つ】(11)

 肺がんと診断するには、病変部から採取した細胞や組織を顕微鏡で観察して、がん細胞を確認する必要があります。肺がん診療では、細胞や組織を採取するには内視鏡が重要な役割を果たしています。標的となる病変は主に肺の中、もしくは中枢気管支周囲のリンパ節になります。

 肺の中の病変に対しては通常の気管支鏡を使用し、リンパ節病変に対しては、超音波気管支鏡を使用します。これは内視鏡の先端に超音波装置を付けたものです。この超音波気管支鏡を用いると、中枢気道周囲のリンパ節を超音波でリアルタイムに確認しながら穿刺(せんし)することができます。

 超音波気管支鏡検査を行うこと ・・・

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