横山、再昇格へ意欲 「後半戦少しでも力に」 【千葉ロッテ はい上がれ】

千葉ロッテの横山(球団提供)
千葉ロッテの横山(球団提供)

 千葉ロッテの横山が1軍再昇格に向けて燃えている。昨季は1軍で10試合に登板したが、今季は5月10日の楽天戦1試合のみ。開幕前には40試合登板を目標に掲げていただけに「すごい悔しい気持ちはある。後半戦で少しでも力になれるように頑張りたい」と巻き返しを狙う。

 専大松戸高からドラフト4位で入団し3年目。右横手投げから繰り出す力強い速球を武器に2軍ではチームトップの5セーブを記録している。救援としての活躍が期待される中、15日には2軍の西武戦で1年目の2020年10月28日以来となる先発を経験。本格転向ではなく「普段投げない3イニングを投げることで、いろいろ収穫があった」と振り返った。

 一、二回に1点ずつ許したものの、三回は3アウト全てを空振り三振で奪い無失点。普段は左足を上げてから右腕を振るが、三回からは走者がいない状況でもクイックで投げることを試した。腕と下半身が通常よりも連動し、「感覚はすごい良かった」と新たな気付きを得た。

 入団時と比べ体重は10キロ増の86キロに到達。20歳を迎え、風貌も大人びてきた。「自分の中で変わらなきゃという思いがすごくあって、いろんなものに興味を持つようにしている」と今季から読書が習慣に。語彙(ごい)力を学ぶための本も読み、いつか来るヒーローインタビューに備え「しっかり受け答えできるように」と笑った。

 専大松戸高で昨年、春夏の甲子園に出場した深沢がDeNAに入団した。右横手投げで東京・上一色中出身という共通点の多い後輩のプロ入りに「抜かされないように」と気を引き締める。

 リーグ戦は残り約半分。再び1軍へ上がるために「何もかも足りていない。真っすぐの質、変化球の精度、マウンドさばき全てをレベルアップさせたい」と気合を入れる。



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