2017年10月3日 05:00 | 有料記事
追い込まれても気持ちで負けなかった。インコースのストレートに必死に食らいつき、はじき返す。魂の打球はセンター前に抜けていった。大木貴将内野手は一塁ベース上で右手を上げファンの声援に応えた。9月29日のバファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)。三回2死走者なしの場面でプロ入り初ヒットを放った。苦労して、ついにもぎとったプロ野球の世界での初ヒット。いろいろな人への感謝の想いが頭をよぎった。
「ここまで長かったなあと思 ・・・
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