2024年10月26日 05:00 | 有料記事

※写真はイメージ
結婚後も別々の姓を名乗れる選択的夫婦別姓の導入は、今回の衆院選の争点の一つになっている。9月の自民党総裁選の論点にも浮上したことで、関心が高まった。千葉県が行う意識調査でも、回数を重ねるごとに容認する人の割合は増え、最新の2019年度の調査では全体で「支持」が「不支持」を超えた。特に若い世代の支持比率が高く、20代男性では約7割。千葉日報社は衆院選の県内候補者に選択的夫婦別姓について問うアンケートを実施し、回答を紹介した。有権者は自分の考えと照らし、どう判断して票を託すのか。
県は5年おきに「男女共同参画社会の実現に向けての県民意識調査」を実施。結婚についての項目で「夫婦が別姓を名乗るのを認めた方がよい」という考えに対して、5択でどう思うか尋ねている。
19年度の調査では、「そう思う」、もしくは「どちらかといえばそう思う」と回答した「支持」は、全体で38・5%、男性で37・6%、女性で39・9%といずれも4割近い。「どちらかといえばそう思わない」、もしくは「そう思わない」と回答した「不支持」は、全体で37・3%、男性4 ・・・
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