大阪でもオミクロン派生型確認 市中感染か、拡大の恐れ

取材に応じる大阪府の吉村洋文知事=22日午後、大阪府庁

 大阪府の吉村洋文知事は22日、感染力が強いとされる新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「BA・2」にこれまでに計13人が感染していたと記者団に明らかにした。このうち16〜18日にゲノム解析された3人は感染経路が不明で、市中感染の可能性があるという。吉村氏は「今後の感染拡大の新たなリスクとして認識してほしい」と警戒を呼び掛けた。

 府によると、府内で初めてBA・2が確認されたのは昨年12月30日。13人のうち10人は海外渡航歴があるなど感染経路が判明しているという。


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