沖縄でオミクロン、初の市中感染 「基地から広がった」計12人に

 沖縄県は28日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が新たに2人確認されたと発表した。うち那覇市の60代男性は感染経路が不明で、同県で初の市中感染とみられる。県内のオミクロン株感染は計12人になった。

 県によると、別の1人は米軍嘉手納基地(嘉手納町など)で働く40代女性。これまで県内で確認されたオミクロン株感染は、キャンプ・ハンセン(金武町など)とキャンプ・シュワブ(名護市など)の従業員や家族らで、嘉手納基地関連の感染は初めて。

 県の担当者は「基地での感染が広がった結果、市中感染に至ったと考えている」と話した。


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