備蓄米流通「時間かかる」 JA会長、消費者離れ懸念

記者会見するJA全中の山野徹会長=10日午後、東京都内

 全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は10日、政府備蓄米の本格的な流通について「まだ時間がかかる」との見通しを示した。農林水産省は10日ごろから本格化するとの見方だが、後ろにずれ込めば高騰を続けるコメ価格の安定化に影響しそうだ。山野氏は、消費者のコメ離れを懸念した。東京都内で開いた記者会見で語った。

 時間がかかる具体的な理由については明言せず「円滑な流通に努める」と述べるにとどめた。

 初回に放出された備蓄米14万2千トンは、グループの大手集荷業者、全国農業協同組合連合会(JA全農)が9割以上を落札し、3月下旬から一部の店舗で販売が始まった。


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