「プーチンと変わらない」 キーウ市民、怒りをあらわに

トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による共同記者会見が予定されていたホワイトハウスの会場=2月28日(ロイター=共同)

 【キーウ共同】「トランプ(米大統領)こそ『独裁者』だ。弱い立場の国を威嚇した。プーチン(ロシア大統領)と変わらない」「ウクライナ国民をばかにしている」。ウクライナの首都キーウ(キエフ)の市民は、異例の口論となった米ウクライナ首脳会談後、怒りをあらわにした。前線の兵士は「遠い国の平和よりも自国の利益しか眼中にない」と失望を隠さなかった。

 報道機関で働くアナスタシア・イサイエンコワさん(30)は「トランプの過激な政治ショーには慣れているつもりだったが、今回はショックが大きかった。われわれの大統領をけなしたことをウクライナ人は許さない」と気色ばんだ。

 軍に所属するドミトロさん(34)は「プーチンよりも服従させるのが簡単だと考え、ゼレンスキー大統領に圧力をかけた」とみる。

 同席したバンス米副大統領にも批判が集中。エンジニアのイリーナさん(24)は「下品なバンスがあおり、トランプがたたみかける。史上最悪の米政権が仕組んだわなだったのかもしれない。プーチンは今ごろ笑っている」と奥歯をかみしめた。


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