2025年7月28日 19:26 | 無料公開
握手するタイのプムタム首相代行(右)、カンボジアのフン・マネット首相(左)と、仲介したマレーシアのアンワル首相=28日、クアラルンプール近郊(ロイター=共同)
【クアラルンプール、バンコク共同】軍事衝突を続けるタイとカンボジアは28日、東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国マレーシアで首脳による協議に臨み、停戦に合意した。仲介したマレーシアのアンワル首相が記者会見で、両国が「無条件で即時の停戦に合意した」と明らかにした。タイのプムタム首相代行、カンボジアのフン・マネット首相が出席し、会見にもそろって立ち会った。
協議は首都クアラルンプール近郊の首相公邸で行われ、タイとカンボジアそれぞれの閣僚も出席。国境地帯の領有権争いで強硬姿勢を維持する両国が、和平に向けて妥協点を見いだせるかどうかが焦点だ。マレーシアの国営ベルナマ通信によると、同国駐在の米国、中国両大使も同席した。
プムタム氏は出発前バンコクで「即時停戦が第一の議題だ」と記者団に語り「中国も米国もマレーシアも、これ以上の暴力は見たくないと言っている」と述べた。
タイ・カンボジア国境地帯では28日も未明から衝突が続いた。24日の衝突開始後、双方で民間人ら30人以上が死亡し、10万人以上が避難を強いられている。







