2025年7月24日 18:55 | 無料公開
タイ東北部スリン県で避難する人々=24日(AP=共同)
【バンコク共同】タイとカンボジアの両国軍が24日、領有権を争う国境地帯で衝突した。タイ軍によると、カンボジア軍のロケット砲攻撃などで少年を含む民間人計9人が死亡し、多数が負傷した。ほかにタイ軍兵士7人が負傷した。タイ軍副報道官はタイ軍の戦闘機がカンボジア領を攻撃し、軍事拠点を破壊したと表明した。死傷者数はさらに増える恐れがある。対立が続く両国の関係はさらに悪化した。
カンボジアのフン・マネット首相は24日、国連安全保障理事会の緊急会合の開催を要請したと発表した。双方共に相手側が先に攻撃したと主張しており、衝突に至った経緯には不明点が多い。
タイ軍によると、カンボジア軍の砲弾はガソリンスタンドや家屋などの民間施設に着弾した。国境を接する東北部のシーサケート県、スリン県、ウボンラチャタニ県で死者が出た。
フン・マネット氏は、安保理会合の要請は「タイによる侵略を止めるためだ」と主張した。
両国軍は5月下旬に国境地帯で交戦してカンボジア兵1人が死亡した。






