五山送り火の遊覧飛行自粛要請 ヘリ事業者に京都府市

2024年8月、京都の伝統行事「五山送り火」で、夜空に浮かび上がった「大」の文字

 京都府と京都市は13日、京都市街を囲む山で護摩木などを燃やして文字や形を浮かび上がらせるお盆の伝統行事「五山送り火」の実施中に、遊覧飛行を自粛するようヘリコプターの運航事業者に要請したと明らかにした。多くの観光客が観賞に訪れるが、本来はお盆に迎えた先祖の霊を心静かに送り出す行事。ヘリの騒音に市民から苦情が出ていたため。

 市によると要請は2月28日付。西脇隆俊知事と松井孝治京都市長の連名で、各地にある34のヘリ運航事業者に文書を送った。自粛要請は、送り火当日の毎年8月16日午後7時50分から1時間、山科、伏見両区を除く市内上空が対象。


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