2025年5月12日 19:29 | 無料公開
日産自動車グローバル本社=横浜市
経営不振に陥っている日産自動車が、国内外で約2万人の人員を削減する方針を固めたことが12日、分かった。グループ全体の従業員の約15%に当たる。従来は合理化の一環で9千人の削減を計画していたが、1万人超拡大する。業績立て直しには一段のリストラが避けられないと判断した。
日産は13日、2025年3月期決算や合理化策の進捗状況を公表する。日産関係者によると、4月に就任したイバン・エスピノーサ社長が追加の人員削減も説明するが、労働組合などとの調整が必要なため、具体策は示さない見込み。
日産は4月24日、25年3月期の連結純損益が最大7500億円の赤字になる見通しだと発表した。合理化費用の上積みや工場の価値を低く見直す「減損損失」が響く。赤字額は00年3月期の6843億円を上回り、過去最大となる。
日産は24年11月、全世界で9千人を削減し、自動車の生産能力を現状から2割(100万台)減らすと表明。世界で3工場も閉じる方針だが、タイ以外は明らかにしていない。






