2025年5月9日 09:28 | 無料公開
1世帯当たりの消費支出の推移(年度別)
総務省が9日発表した2024年度の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの月平均消費支出は30万4178円となり、物価変動の影響を除く実質で前年度比0・1%の減少だった。マイナスは2年連続。食品などを中心に長引く物価高で、消費者の節約志向が根強かった。認証不正問題に伴う自動車大手の出荷停止も響いた。
24年度の家計の消費支出に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」は28・3%で、総務省によると1981年度以来、43年ぶりの高水準となった。所得の伸びが食品価格の高騰に追い付かず、家計を圧迫する構図となっている。
消費支出を項目別にみると「食料」が1・0%減。野菜や肉類、乳製品など幅広い分野で値上げが相次ぎ、支出を減らす動きが広がった。「交通・通信」は2・6%減で、一時の出荷停止を受け自動車の購入が低調だった。一方で外食は4・0%増だった。
同時に発表した3月の消費支出は33万9232円で、前年同月比2・1%増だった。プラスは2カ月ぶり。







