株の不正取引1454件 金融庁、3カ月集計

金融庁が入る中央合同庁舎7号館

 金融庁は18日、証券会社の顧客の口座が乗っ取られ勝手に株が取引されるなどの不正件数が2月以降の約3カ月間で1454件に上っていると発表した。株式などの不正売却額は約506億円に達した。株の不正取引は野村証券や楽天証券などで確認されており、被害が拡大している実態が明らかになった。

 金融庁は今回、各社からの報告を基に、2月から4月16日までの状況を集計した。不正アクセス件数は3312件で、不正買い付け額は約448億円に上った。

 犯罪集団などが利用者を本物と似た偽のウェブサイトに誘導し、入力させたIDやパスワードを盗む「フィッシング詐欺」による乗っ取りが代表例とされる。


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