中国・王毅外相「米に断固対抗」 台湾を巡り日本に警告

 【北京共同】中国の王毅外相は7日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代)に合わせ記者会見した。トランプ米政権が関税強化策を本格化させ、米中貿易摩擦のさらなる激化が予想される中、米国が対中圧力をかけ続ければ「断固として対抗する」とけん制した。一方で日中関係には「改善と発展の前向きな勢い」があるとしながら「台湾を利用して面倒を起こせば日本に問題をもたらす」と警告した。

 王氏はトランプ政権の姿勢を巡り「中国は強権や覇権に断固反対する」と強調。「大国は大国の責任を果たすべきであり、弱い者いじめをすべきではない」と述べた。「相互尊重が重要な前提だ」とくぎも刺した。

 また「中国が日本にもたらすのはチャンスであり、脅威ではない」と指摘。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に伴い全面停止した日本産水産物輸入の再開について「責任ある態度で、法律・法規に基づき適切に処理する」と説明した。

 今年の抗日戦争勝利80周年の記念行事を盛大に実施すると述べた。


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