外国人向け「似顔絵シート」開発 万博で訪日客増、大阪府警

大阪府警が開発した、外国人向けの似顔絵チェックシート

 大阪・関西万博の開幕に伴い訪日客の増加が見込まれる中、大阪府警は、犯罪被害に遭った外国人から容疑者の特徴を4カ国語で聞き出し、捜査用似顔絵の作成に活用するチェックシートを開発した。言語の壁を乗り越え、事件の早期解決につなげる狙い。

 シートは英語、中国語、韓国語、ベトナム語に対応。身長や体格、顎や鼻の形などを尋ねる設問があり、複数の選択肢の中から容疑者に似た形を選ぶ。「強そう」「優しい」といった雰囲気に関する問いもあり、イラストを添えて誰でも理解しやすいよう工夫した。

 回答を基に捜査員が似顔絵を描き進め、細かい特徴を聞き取りながら微調整して仕上げる。似顔絵は捜査員の間で共有され、周辺での聞き込み捜査などに使われる。

 似顔絵作成のため、外国人から顔の特徴などを聞き出す場合、言葉が理解できずに断念するケースもあった。万博には約160の国、地域が参加表明していることなどを踏まえ、府警が昨年10月から約4カ月かけて開発したという。


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