予算案通過へ駆け引き激化 政策協議、ヤマ場に

国会議事堂

 国会は2025年度予算案の3月中の成立をにらんだ衆院通過を巡り、与野党の駆け引きが激しさを増している。衆院で少数与党の石破政権は、野党を取り込むため予算案の修正を視野に入れる。3兆8千億円規模の修正案をまとめた立憲民主党は、与党との協議を本格化させたい考えだ。高校授業料無償化や「年収の壁」を巡り、日本維新の会や国民民主党との政策協議は16日以降にヤマ場を迎える。

 衆院予算委員会は17、19両日に石破茂首相が出席して集中審議を実施する。予算関連法案となる地方税法改正案は、18日の衆院本会議で審議入りする予定だ。

 立民は14日公表した修正案について、財源は基金の削減などで確保し、給食費の無償化に加え高額療養費制度の患者負担上限額の引き上げ凍結などを明記した。重徳和彦政調会長は「財源も提示した。ぜひ受け止めてもらいたい」と訴える。

 維新は高校授業料無償化と社会保険料の引き下げを条件に挙げ、予算案への賛否を近く判断する。国民民主も所得税が発生する「年収103万円の壁」の引き上げを求め、協議が続く。


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