与野党、2馬力選挙に法規制検討 収益目的のSNS対策も

与野党による選挙運動の課題を議論する協議会であいさつする自民党の逢沢一郎選挙制度調査会長(奥右から3人目)=14日午後、国会

 自民、立憲民主など与野党は14日、選挙運動の課題を議論する協議会を国会内で開き、自民が提示した公選法改正案について、大筋了承した。改正案は他候補の当選を目的に立候補する「2馬力」行為に対する規制や、交流サイト(SNS)での収益目的の選挙運動への対策を念頭に、今後検討の上「必要な措置を講じる」と付則に盛り込んだ。20日にも共同提出する。慎重に議論を続ける必要があるとの意見を踏まえ、具体案は先送りした形だ。

 自民は協議会に先立つ党会合で改正案を了承した。各党は党内手続きで認められれば共同提出に応じる。立民や国民民主党は賛同する方向で、れいわ新選組や共産党は「表現の自由」を制約しかねないとの懸念などから、慎重姿勢とみられる。

 自民の逢沢衆院議員は協議会で「できるだけ多く提出会派となってもらうことを期待する」と強調。立民の大串博志代表代行は「改正案をベースに党内の意見集約を図る」と述べた。

 改正案は、昨年7月の東京都知事選で同一ポスターが多数張られるなどした問題を受け、品位保持規定を新設した。


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